漢方歴22年のあいちゃん。
2月10日、めでたく90才を迎えました!
そのあいちゃん、
振り返れば、苦労苦労の連続でした。
嫁ぎ先には義弟が3人もいた。
朝5時に起きて、4人分のお弁当を毎日作っていた。
もちろん家族全員の食事も、洗濯も。
姑に感謝された覚えはなく、さんざん意地悪された。
何度、涙したかわからない。
一番早く起きて、一番遅く寝る生活。
そんな中、子宝に恵まれた。
元気な男の子だった。
名前を「タケシ」とつけた。
大家族の家事と育児は大変だったが
我が子の成長に励まされ、頑張れた。
その最愛のタケシが2才の時
急死した・・・
2週間、泣き続けた
その後、2人の娘に恵まれたが
不眠不休の生活は続いた。
夫が還暦を迎え定年退職し、2人の娘も嫁いで
孫もでき、やっとホッとできた60代。
今度は、度重なる病気に見舞われた。
子宮卵巣、胃、甲状腺。
10年で3回も摘出手術を受け、入退院を繰り返した。
その後遺症からか、
めまいが頻発して満足に動けなくなってしまった。
「私の人生、これからと思っていたのに・・・」
絶望感、虚無感におそわれ、うつ状態になった。
68才の時だった。
そんな時、漢方と出会った。
以来、22年間、欠かさず飲んできた。
月日は流れ・・・
今では、かかりつけの病院の医者から
「どうしてそんなにお元気なんですか?」
不思議がられるまでになった。
そして
2年前に結婚が決まった孫娘の婿養子の
名前を聞いて、腰を抜かすほど驚いた。
「タケシ」だった
「長生きしていれば、いいこともある」
ひしひしと実感したそうだ。
「健康長寿の秘訣はなんですか?」
あいちゃんに尋ねてみた。
「愚痴を言わないこと。感謝感謝、おかげさまの精神ですよ。
70までとても生きられないと思っていたのが、いつのまにか
90才になりました。
つくつぐ私は、生かされていると思っています。
ほかには、元気な人と付き合うようにしています。
高齢者が集まって話すことといったら
・病気の自慢話
・誰々が死んだとかの不幸話
・お金がかかるといった不満話
こういう話をする仲間からは遠ざかるようにしています。
相手の愚痴や不満話を聞くのは、嫌な気分になります。
「病院だけにして、漢方なんか飲まないほうがいいよ」とか
「漢方飲めるお金があって、うらやましいよ」とか
私にイヤミを言った人たちは、みんな亡くなりました。
自分が決めたことを、信じて続けてきてよかったと
今では思っています。人の一言一句に流されないで。
今が楽しい人、幸せな人は、
他人の悪口や批判はしませんね。
だから私も、愚痴を言わず、批判をせず生きてきました。
おかげで家族とも、友人とも仲良くやっています。
それが卒寿の秘訣かな〜〜」
幸せに生きるヒントを
あいちゃんから
たくさんいただきました!
ありがとう、あいちゃん!
今度は、“白寿”だね \(^0^)/

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